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第四龍礁テイマーズテイル 後日譚「回遊龍の帰還」人物紹介

主人公ティムズの出身地であるファスリア皇国を舞台とする後日譚を投稿しております。本編の反省点を踏まえ、別途キャラ紹介のまとめページを整備する事にしました。本編の方も、そのうち追加します……。


・概略
第四龍礁の終焉から二十年後、戦後の混乱から復興しつつあるファスリア皇国に「数百年周期で大陸間の渡りを行う龍が襲来する」との噂が広まり、その真偽を確かめるべく、皇立アカデミーに所属する若者たちが動き出す。

基本的に本編の設定や用語などをほぼ踏襲するものになります。
以下は、物語の序盤から登場している五名の男女のプロフィールです。

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ラディオ=ハーバッツ
└19歳。ファスリア皇立アカデミー学術院隷下の古学調査室に所属する、銀髪碧眼、長身痩躯の青年。
出生地は自身も覚えていないと言うが、各地を点々と放浪する幼少期、少年期を経て、ある切っ掛けからアカデミー516期生に編入された。

常にマイペースで、安穏とした言動は思慮深さの表れではあるが、周囲の環境や調子に合わせて(それなりに)朗らかに振る舞うことも多く、彼を知る者たちからは「人付き合いは悪いが、調子の良いヤツ」と評されている。

特筆する程の思想信条は持ち合わせていないものの、生来の読書好きで、ありとあらゆる分野の本を、暇と場所さえあれば読み耽っている姿がそこかしこで目撃されている。

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ダードフ=レン
└20歳。ラディオの学友、同僚、そして悪友。粗野(卑猥)な言動を繰り返し「ファスリア全女性の敵」とまで揶揄され、毛嫌いされている青年。
横に流したくすんだ金髪、茶色の瞳。そして僻地での探索活動に適応するために鍛えられた体躯と知見などを備えた、頼り甲斐のある男ではあるが、小汚い制服のだらしない着こなしと、しまりのないにやけ面で、その全てが台無しになっている。

実直な性格ゆえに、男性の交友関係は広いらしい。


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シヰバ=エスカート
└19歳。ファスリア皇立アカデミー:法術院に所属するミステリアスな女性。
比較的小柄で、法術士然とした装束を纏っており、あまり手入れをされていないであろう(する気もない)伸ばしっぱなしの白髪と霊布の呪帯に覆われた素顔を見た者は居ないという。

奇異なる風貌と古風な語り口で、近寄りがたい雰囲気を帯びてはいるが、実際は割と人懐っこく、たわいのない冗談や軽口を好んでいるようだ。

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ヴェルダノート=ウリエス
└19歳。シィバと同室であり、親友。仲間内での通称はヴェル。
豊かなワインレッドの髪を大きく二つに束ねたツインテールが特徴で、明らかに高級そうなドレスがその印象を強めている。丁寧かつ気品のある物腰は柔らかいが、芯の強さも兼ね備えている。シィバ曰く「超ド級ストロングスタイルのお嬢様」。

いつでもくすくす、にこにこ笑っている。

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アリエスタ=ハンス
└20歳。シィバとヴェルの同室、親友。通称アーリ。
鮮やかな金色のサイドテールがトレードマーク。男物の制服をスマートに着こなし、溌溂とした言動は悉く勝気、男勝り。その快活な笑顔はどんな時でもその場を明るくする。但し良くも悪くも激情型のきらいがあり、一旦怒ってしまうとなかなか手を付けられくなってしまうようだ。

その場合、そんな彼女をなだめすかせるのはヴェルだけの模様。



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