本日、『グラクラ(Glavity:Craft) ―壊れた世界でも、俺は作り続ける―』が完結しました。
ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
正直に言えば、書き始めた頃は、ここまで辿り着けると思っていませんでした。
途中で止まるかもしれない。
思うように書けなくなるかもしれない。
ラストまで辿り着けたとしても、自分が納得できる終わりにできるのか分からない。
そんな不安は、ずっとどこかにありました。
それでも、一話ずつ積み上げて、今日ようやく最後まで出し切ることができました。
この作品は、自分の中ではずっと、
「壊れた環境の中で、それでも作り続ける話」
でした。
けれど書き進めるうちに、それだけでは収まらない物語になっていったように思います。
派手な能力で押し切る話ではなく、
都合のいい奇跡に頼る話でもなく、
地面に足をつけたまま、ひとつずつ積み上げていく物語です。
だからこそ、読んでくださった皆さまの反応に、何度も支えられました。
更新のたびに追ってくださった方。
感想やコメントをくださった方。
星やフォローで背中を押してくださった方。
静かに見届けてくださった方。
その全部に、ちゃんと助けられていました。
書いている側は、ときどき
「これで伝わるのか」
「この熱は届いているのか」
と不安になります。
それでも、読者の反応をいただくたびに、ひとりで書いているのではないのだと何度も思わされました。
完結まで来られたのは、間違いなく読んでくださった皆さまのおかげです。
改めて、本当にありがとうございました。
そして、これから読んでくださる方へ。
『グラクラ』は完結済みになりました。
整備士が、壊れた環境の中で“作る”ことで生き延び、進み続ける物語です。
もし少しでも気になっていただけたなら、最後まで見届けてもらえたら嬉しいです。
ひとまず今日で、この物語はいったん手を離れます。
長く一緒にいた作品なので、やはり寂しさはあります。
けれどそれ以上に、最後まで書き切れたことへの安堵の方が大きいです。
完結まで持っていけたこと。
きちんと終わらせられたこと。
それが今は、何より嬉しいです。
もし、この作品を読んで何かひとつでも残るものがあったなら、作者としてそれ以上嬉しいことはありません。
改めて、ここまで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。