サポーター限定公開記事の1作品目は円歌と葵の話で『ご褒美 ~円歌と葵の初めて~』です。タイトル通りの作品です。
こちらの作品はいわゆる朝チュンの部分を掘り下げたバージョンもあるのですが、本編よりも表現が少し生々しくて苦手な方もいるかもしれないのでサポーター限定公開にしようと思います。
こちらは読まなくとも本編に影響はありません。
おまけのおまけのようなものになります。とはいえ5,000字程度ありますが。
・『ご褒美 ~円歌と葵の初めて~』(Another)〈サポーター限定公開〉
おまけ本文の「葵の首へ腕を回したらもうそれからは……」からのお話です。
https://kakuyomu.jp/users/SetunaNoKokiri/news/16818792436133022277
冒頭をお試しでどうぞ。
――「葵……好き」
葵の首へ腕を回したら、自然に唇と唇がくっついて、初めてしたみたいに葵の唇は震えていた。また泣きそうになってしまって、何とか我慢したはずなのに私の頬に流れる雫。
「……泣かないで?」
私の頬を伝う涙は葵のものだった。葵は自分の腕で涙を拭くと私を強く抱きしめた。
「ごめん、嬉しくなっちゃって……」
「泣くほど嬉しいの?」
「うん。だって……ずっと、こうしたかった……円歌のこと、ずっと、好きだったから」
苦しいくらい強く抱きしめられて、心も苦しいくらい締め付けられた。もっと早く気持ちを伝えれば良かった。これからは後悔しないように、ちゃんと想いを伝えていきたい。
「ごめん、なんか重いよね……」
「ううん、嬉しいよ。葵、もっと愛情表現して見せてよ」
「……うん……円歌、好きだよ」
葵の頬を撫でてゆっくりと一つ、キスをすると葵に笑顔が戻った。お返事をするように葵からもキスが戻ってくる――
※2025/07/23 追加
限定公開をもう一つあげましたが前作同様ちょっと表現が生々しいので限定にします。
こちらも読まずとも本編に影響はありません。こちらも5,000字程度の作品になります。
・『ごろごろ』~晴琉と寧音の初めて~(Another)〈サポーター限定公開〉
最後の「ご馳走にがっつくみたいに……」の部分のお話です。
https://kakuyomu.jp/users/SetunaNoKokiri/news/16818792437146450842
お試しに冒頭を載せます。
――ご馳走にがっつくみたいに勢いよくキスをしたら寧音は笑っていた。可愛らしい、じゃれるような短いキスを続けていく。次第に深く、長くなっていく。お互いに息が上がっていき、指を絡め繋がれた手に力が込められ、より強く繋がれる。
「……脱がしていい?」
了解を得る前にもう、手はバスローブの隙間に入り込んでいるけど。寧音が小さく頷いたのを見てゆっくりと脱がし、適当にベッドの外へ投げ、そして息を飲んだ。
「綺麗」
「ねぇ、恥ずかしい……」
反射神経の良さがこんな時に活きるなんて。寧音が自身の裸を隠そうとする前に、咄嗟にその腕を掴んで組み敷いていた。力じゃ勝てない寧音は早々に抵抗を諦め、赤くなった顔を横に逸らしていた。
「触って良い?」
「……聞かなくていいよ」――
※2026/01/03 追加
こちらは2500字程度になります。
・『それは、きらきらとして。』第4章『じりじり 2』(Another)
https://kakuyomu.jp/users/SetunaNoKokiri/news/822139842484510193
第4章『じりじり 2』
私の言葉に安心したような寧音の優しい笑顔を見て、恥ずかしく思っていた気持ちが無くなっていく。
「あの……お手柔らかにお願いします」
「うん」
それから――
からのお話です。
以下冒頭お試しです。
(寧音視点)
――「お手柔らかにお願いします……」
「うん……」
余裕ぶっては見たけれど、手が震えていた。緊張?いや、これは――
「寧音?」
「……なんでもないよ」
ごまかすように、安心させるように。身動きの取れない晴琉ちゃんの頭を撫でてあげる。私の下で、素直な晴琉ちゃんは私に手首をリボンで縛られたままで。見下ろした景色は想像以上に私に特別な感情をもたらしていた。背徳感とか征服感とか、危ない感情も混ざりつつも確かな愛情を抱いていた。
『寧音は特別だから』
ようやく。ようやく、晴琉ちゃんの特別になれる。恋人同士になって抱きしめてキスをして。それでも“みんなの晴琉ちゃん”だと心の中で思ってた。でもこれから私は、みんなが知らない晴琉ちゃんを知ることができる――
追伸
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