私は、2980PVあたりで、3000の瞬間を見届けるために待機していたのである。
……な、なかなか来ないな。
いや、気を抜いてはダメだっふぁぁぁぁ!!
おかんがドアを勢いよく開け放ち、禁断の詠唱を私にぶつけてきたのである。
「ちょっと、洗濯物取り込んで」
「はぁぁぁ!? 今ぁぁぁ!?」
いま、3000という新たな生命が、この世に産声を上げようとしているのだぞ!?
私はその歴史的瞬間に立ち会う義務がある!
「雨降りそうだから、早くして」
「……はい」
現実は、いつだって厳しいものである。
私は泣く泣くスマホを置き、ベランダへと向かった。
タオルを回収し、シャツを回収し、なぜか片方しか存在しない靴下を回収する。
そして、わずか2分後。
私は息を切らしながらスマホへ飛びついた。
――3008PV。
「過ぎとるやないかーいッ!!」
誰だ!
私が洗濯物と格闘している間に読んだ8人は!
一列に並べ!
握手させてください!
私は、2980PVから張り込んでいたにもかかわらず、肝心の3000PV達成の瞬間だけを、見事に見逃したのである。
だが、思えばこの3000という数字は、私一人で作ったものではない。
ここまで読みに来てくださった皆様、一人一人が積み重ねてくれた数字なのだ。
本当に、本当にありがとうございます!
これからも茶道をほとんどしない茶道部と、貞操観念が盛大に迷子になった世界を、よろしくお願いいたします!
なお、片方しかなかった靴下は、現在も行方不明であり捜索願を出している。
AI生成ですが、画像を置いておきます。
不愉快でなければ、どうぞ! 茶道部4人、誰が誰とは言いません! 皆さんとイメージは合ってるかな?おっp――