自分のことを自分で酷く卑下することはなくなったし
私のことをそんなに知らない人に
やんやとネタにされるのもなんだかカチンと来るようになった。
昔はいじられてるのもいじめられてるのもそこに関心や愛があると思って受け入れてた。
今は…少し違うかな。
自尊心の芽生え?
過去は怒りという感情がよく分からなくて
悲しみの感情がとても強いタイプだったと思う。
アイデンティティーが芽生えてくると
怒りという今まで抑圧された感情が湧いてくるとか
どこかで読んだ気がする。
とはいえ怒りという感情はコントロールの必要があって
身近な人にそれをぶつける
甘えにも似た行動は宜しいものではないだろう。
幼少期にできなかった「試し行動」
大人にされると、きつい。
する方も破滅に向かうのは分かっていて
だけども止められないのじゃないか。
こんな私だけど愛して!
私のことをどこまで許してくれるの?
そんな風なこと、してたなあ。
愛って一体なんだろう。
幼少期に得られなかった
または与えられていなかったという思い込み
それが後生に渡って
得体のしれない苦しみとなるのではないか。
脱線してしまったが
自分がなぜこんな行動や考えを取るのか
なんとなく腑に落ちたとき
与えられていなかった訳ではない事に気づいたとき
やっと母親を許せて
彼女も苦しかったことを理解できたとき
解放された気がした。
昔はねえ、クリスマスなんてなかったし
きょうだいで畑仕事を手伝ってたし
誕生日なんて祝ってもらえなかったんだよ
それが当たり前だったんだよねえ
そんなことをぽつりと言う母は還暦だ。
その母から、誕生日は今でも連絡が来るし
幼少期、まだ生活が豊かだった頃
両親はとても子供思いで
そいう季節ごとのイベントは
必ずやってくれていたな
いろんな場所へ連れて行ってくれた
私は忘れていただけなんだ。