「オークの大王」はこれで終わりです。ここまで読んでくださった方々、ならびに「オークの賢者」をも読んでくださった方々に厚く御礼申し上げます。
この世界での物語をまた後々書くかもしれません。もっとも仕事が忙しくなるので当分はないかと思います。
ここで少しだけここの世界の話をしたいと思います。
もともとは太陽が二個あった場合の太陽系はどうなるのだろう、と思考実験したところがはじまりでした。当初思っていた二つの太陽の間を惑星が通るような太陽系は物理的にほぼ不可能なことに気付き、太陽たちの周りを大きく周る軌道を取るしかないとわかりました。その結果一年が960日という非常に長い周期になったわけですね。そしてここまで大きいのなら、と地球よりも大きい直径六万キロの惑星にしました。不思議なことに惑星が大きくなっても地表で感じる重力はあんまり変わらないので、地球と同じく1gにしました。
今度はその惑星に大陸や海を描いて、山や大河も書き入れて、それらの場所がどのような気候になるかも考えて楽しんでいました。かなりアホなことをしていたと思います。「みてみん」様にこの大陸の図はアップしてあります。地図のところどころが違いますがそこは勘弁してください。また「Map to Globe」というサイトに行けばこの地図を球体に投影することができるので楽しかったです。
で、この惑星にある一番大きな大陸の赤道のすぐ南の西海岸に登場人物たちの住む「大陸」があります。猪人の居住域は南北に約2100キロ、東西に約1800キロの広大な土地です。現実のインドよりも一回り小さいですが(南北3200キロ、東西2900キロ)、インドはもっと鋭角な三角形ですから平方キロで測る広さでは似たようなものになるかと思います。「オークの大王」終了の時点で約2-3千万人が住んでいます。
で、ここからは完全にファンタジーになるのですが、人以外の亜人であるオークや虎人、馬人や竜人などがいることにしました。これ以外にもファンタジーの定番であるゴブリン(ここではねずみ人ですかね)や犬人(コボルドは最新のD&Dでは爬虫類というか劣化版竜人ってなってますね)や牛人(ミノタウロスですかね)とかがいても面白いと思います。なので妄想はするのですが構想をまとめる時間がちょっとありません。
妄想の垂れ流し、すみませんでした。ではでは。