「せせらぎ~最愛の声に導かれ癒される記憶の旅~」を投稿しました。
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https://kakuyomu.jp/works/16818792437405833110文字数:約1万字
話数:全5話
あらすじ:
気がつくと記憶を失った状態で霧に包まれた川のど真ん中に立っていた。突然、霧の向こうから女性の声が聞こえてきた。彼女は進むべき方向に自分を導いてくれて、さらに不思議な力で記憶を取り戻す手伝いもしてくれる。そうして岸にたどりついたとき、すべての真実が明らかに……。
本作は第4回「G’sこえけん」音声化短編コンテストASMR部門のエントリー作品です。
コンテストの性質上、台本形式となっています。
読者選考もあるので、応援していただけると嬉しいです!
(コンテストにエントリーするのを忘れていたため一瞬だけ非公開にしました。すみません。現在は公開中です。)
私がこのコンテストに参加するのは2回目となります。
1回目の参加は第1回開催時で、そのときはシステムがよくわかっておらず、台本ではなくセリフの羅列になっていました。
今回は前例に学び、ちゃんと台本として書き上げています。
ASMRの台本に求められるのは「いかに聴き手を癒すか」だと思いますが、今回は「最高のヒロイン」というテーマがあるので、ストーリー性を重視して作りました。
結果的にASMRに求められていなさそうな結末になっていますが、それもいちおう私なりに聴き手のことを考えてのことです。
ささやきボイスによるASMRは、それを聴いている間は「ささやいてくれる相手」がいますが、聴き終えたときには「独り」という現実が待っています。イヤホンを外したとき、空虚な気持ちになる人もいるのではないでしょうか? 本作はそういう人の後読感ならぬ後聴感を大切にしています。つまり、「独り」の理由付けと聴き手のフォローをする意図があるのです。
まあ、これは私の考えすぎで、あまり意味のないことかもしれませんが……。
本作はASMR台本なので小説としては楽しみづらいかもしれませんが、真実を追う要素もあるので、流し読みする感覚でストーリーを追っていただければ幸いです。
●『せせらぎ~最愛の声に導かれ癒される記憶の旅~』
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https://kakuyomu.jp/works/16818792437405833110