小学生の頃から、落語が好きで、興津要さんの「古典落語」(講談社文庫)などの落語本を貪り読んでいたのを覚えています。ただ、学生から社会人になり、生きるのに精一杯なまま、気づけば落語が好きだったことを忘れていました。2019年から私が制作したい/見たい映画やドラマ等の物語を書き、デジタル出版し始めるなか、ふつふつと落語の原案になるような物語を書きたい、つまりストーリー・テリングしてみたいと考えてきました。今回、このカクヨムにて、〈落語原案シリーズ〉を始めようかと考え、第1作として「幽霊チョコレート」を掲載しました。この「幽霊チョコレート」は京都や全国に伝わる「幽霊飴」をモチーフとした人情噺です。ぜひ、お楽しみください。
〈落語原案シリーズ〉は、なるべく毎月ペースで一作品を掲載しようとは考えていますが、さてどうなりますやら…。ご声援賜れば深甚でございます。
また、ご興味を持たれた落語好きな方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。
中嶋亭雷太郎(中嶋雷太)より