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自由帳

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  • 2017年10月22日

    雨の匂いが好きで窓を開ける。

    時分は前に台風の目を見た事がある。その時の事は鮮明に覚えているわけでもないのだが、幼心に「何だ、こんなものか」と思ったことだけは覚えていた。 見たのは行きか帰りかは忘れたが、沖縄と羽田だかを繋ぐ飛行機の中。 揺れる機体より揺れる機体に怖がる母親の、強く握る手が痛かった。 その沖縄旅行は、全日全て台風で終わってしまったのだが、飛んでいる屋根や半壊の昆虫園を見たのは中々良い経験だったかもしれない。 この記事を書いてる時、台風は少し収まっていた。風の音一つとしてしない不気味な窓の外を眺めている。 自分の人生は、なんて語るには十数年しか生きていないけれど、それでも語れるほど台風に様々なことを邪魔されてきた。 昨日もそうだ。 台風が去った後に青空が見えるのなら、僕の人生も明日は晴れてくれるのだろうか? まぁ晴れなくても、曇くらいなら許容範囲だろう。 それじゃあ、晴れる事を祈って送信ボタンを押すよ。