「皆様、おはようございますフローラです。第107話が投稿されました」
「フローラすまないね。とんだ役立たずになってしまった」
「アンドゥーラ先生……そのようなことはございません。私は先生のおかげで、この地までやってくることが叶いました。旦那様の命を救う術も手に入れられるかも知れないのです。感謝以外ございません」
「そのように言ってくれるのは有り難いがね……このような事態も想定しておくべきだったよ。サレアを無駄足させなくてよかったと言うべきかも知れないね。きっと前回の試練攻略者は私と同じ目に遭うだろう」
「図書室にも、クルークの試練がこれほど短い期間に連続した記録はございませんでした。予測は難しかったのではないでしょうか」
「いや、予想しかるべき事態だった。これは私の落ち度だよ。なんといっても銀竜王クルーク様は意地悪だからね」
「私も今それをしみじみと感じております。……それでは皆様、次回の投稿報告でまたお会いいたしましょう」
「フローラ……十分に気をつけるのだよ」