日曜二本目、更新しました。
今回は読者人気の高い 秋瀬瑚桃 の視点です。
第56話 心霊探偵・瑚桃①
「まさか、うちのクラスからも失踪者が出るなんて——」
その現実を前にしても、
瑚桃は“いつもの明るさ”を保とうとする。
けれど胸の奥では、冷たいざわつきがやまない。
中三の女の子が、
“強がり”と“怖がり”のあいだで揺れながら、
たった一人で“世界の異変”を感じ取っていく章です。
失踪・濃霧・赤紙・夜間外出禁止。
水城市はすでに“非日常の入口”に立っている。
そして瑚桃は、
翔太センパイとのLINEで、
いつもの無邪気さと——
その裏に隠していた“勇気”を見せ始める。
日常の可愛さ×異変の始まり
その境目を描いた回です。
新規の方にも読みやすい章になっていますので、
ぜひ、この機会に覗いてみてください。