• 異世界ファンタジー

補足ノート:魔素やレベル ~第4章まで~

編纂者:エリクシル


{ みなさん、こんばんは。本編で仕組みがわかり辛かった点について、改めてまとめ直してみました。ご自由に閲覧なさってください }



【レベルアップの手段である魔素の吸収について】
要点としては"地上"と"ダンジョン"とでは、魔素の吸収……すなわちレベルアップの仕組みと手段が異なることですね。
画像も参照しながら理解を深めてくださると幸いです。

レベルアップの方法は大きく2種類に分類されます。
1、ダンジョン内で魔物を倒し魔素を得る。
2、魔石を砕いて魔素を得る。

1は一般的な冒険者がレベルを上げる際に主流となる手段です。
ダンジョンでは倒した魔物の魔素を直接吸収することができるようです。

2については、魔石を砕き、魔石から放出された魔素を吸収することでもレベルアップを図ることができます。

※魔石についての補足:そもそも魔石は魔道具や魔法の触媒としての利用価値が高く、冒険者は魔石を売却することで依頼の達成料とは別に収入を得る手段としています。そのため大多数は魔石を砕き魔素とするようなことはしません。
一部の貴族は魔石を高価な値段で入手し、レベルアップを図ることもあるそうです。しかしそのメリットについては現段階では判明していません。

※ダンジョンで得られる魔素と、魔石を砕いて得られる魔素の量に違いがあるのかも現段階ではわかっていません。



【地上とダンジョンの魔物の死体について】

1、地上:魔物の死体は腐り、穢れ、不浄を呼ぶ。
一般的には死体を解体し魔石や素材を得た後は、死体を処理するようです。

2、ダンジョン:魔物の死体は残らない。
代わりに、魔素を直接得られます。
そのほか稀に素材や魔石のドロップ品を得ることができます。



【レベルの壁について:現時点で判明していることの復習】

{ 覚醒についてはわたしの考察した内容を残しておきます }

・地上で格4の岩トロールを倒したものの、ロラン・ローグのレベルに変化はありませんでした。これは魔石を砕いていないためです。

・対してコスタンさん、チャリスさん、ラクモさんは、レベルの壁を突破し覚醒したと報告があります。
その中でも詳細がわかっているのはラクモさんで、19レベルから21レベルに向上しています。20レベルの壁を越え、魔石を砕いていないにも関わらず一気に2レベル向上しているようです。

・コスタンさん、チャリスさんについては更なる情報収集が必要です。

※覚醒について:壁を突破しなんらかの変化を感じた場合は覚醒した可能性が高いようです。ラクモさん曰く、スキルが強化されているとの話がありました。覚醒は壁を越えてスキルが強化された際のことを示しているように思えます。

【レベルとステータス、スキル、魔法:現時点で判明していることの復習】

・レベルは魔素の総量を示している。
・5レベル毎に壁があり、撃破した魔物の格に応じて壁を突破することができる。(ゴブリン、ゴブリンスカウトは格1。ゴブリンファイターは格2。ゴブリンシャーマンは格3。岩トロールは格4)
・レベルが向上することで、突然筋力が増えるなどの身体能力の変化は起きない。(ロラン・ローグの言うゲームのようなシステムとは異なる)
・レベルが向上するか、壁を越えることでスキルが強化される可能性がある。
・スキルは修練や鍛錬を通じて獲得することができる。
・魔法は魔術書を読破した上で、訓練を通じて獲得することができる。

※スキル強化について:条件や効果、獲得の委細については現段階では不明です。

※魔法の獲得について:条件に魔術書を読むことしかわかっておらず、具体的な訓練内容については不明です。


{ 現時点では以上になります。今後もわからないことがあればわたしに遠慮なく申し付けてください。可能な範囲でお答えしたいと思います }


※なお、今後挿絵が変わる可能性もあります。

9件のコメント

  • 面白かったです。
    岩トロール戦後の村人覚醒についてはちょっと分かってきた気がしますね。
    ところで、この可愛いイラストはエリクシルが描いたんでしょうか?
  • なるほど〜こういう世界観なのですね(*´∇`*)
    イラストかわゆいです❤️
  • 矢武三さんへ

    ありがとうございます!
    これが話の核になるのは第6章以降になるとは思いますが、その時に改めて閲覧して下さると幸いです。

    面白いとの評価、嬉しいです。私としてはこういうのが書きたくてSFスタートさせているところがあります。チートなろうの検証も大好きですが、本作でも情報開示のタイミングが都合よすぎないか心配してしまいます。
  • プロエトスさんへ

    ありがとうございます!
    まだチャリスさんとコスタンさんの謎が残されていますが、第5章以降にわかる手筈となっています。ちょっと引き延ばし過ぎた感もありますが、リアル路線ということでご理解ください。

    イラストはエリクシルによるものです。高性能なAIですがフリーハンドで描いているようです。どうやって描いているのでしょうね。
    画像を切り貼りしたり、塗っているのにもきっと理由があるのかもしれません。
  • みかぼしさんへ

    こういう世界観のようでした。
    エリクシルさんには皆さんがこのように見えているのかもしれません。
    というのは嘘で、彼女なりのお遊びでデフォルメしています。
  • コメント失礼します。

    絵がいつもと違って可愛い(*´艸`*)
  • エリクシルさんが描いたそうです。
    彼女にはこう見えてるのか……画伯なのか……。
  • エリクシルさんのご説明、ありがたいです!
    本編拝読中は判明したことが多かったような気がしていましたが、こうして見るとまだまだ謎も多いですね。
    画風までかわいいとは……!
  • ありがとうございます!

    判明したようで、氷山の一角だったというパターンが多かったと思います。
    しっかりと読んでくださり嬉しく思います。
    今後も補足はしていくつもりなので、よろしくお願いします。
    エリクシルさんが描くパターンはこれが初手でしたね。今後も描いてくれるのか、どうやら。
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