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最新二話の「【閑話】狼狩りの季節」と「高原の鳩(6)」ですが、サブタイが【閑話】となっているものの一続きのお話です。少しややこしい構成になっていてすみません。
なぜ観測員が倒れたにもかかわらず、迅速に撤収せずに砲撃を再開したのかを敵視点で描く必要があったため、【閑話】を挟んでいます。
ティルティス人部隊に対するやや常軌を逸した恐怖心とヘイトが、迫撃砲部隊から正常な判断力を失わせたようですね。それだけハキム師の部隊が強いのと、リリャールVSティルティスの因縁が深いということで。
ちなみにハキム師やイリム&グジムが彼らの事を『熊』と称していたのは偶然ではありません。たぶん。
なお、イリム&グジムたちの所属する部隊「赤い鷹(シュチパリア・クラン)」は広報用の動画が出回っているものの、一部の人を除いてはフェイク動画だと思われていて、部隊の実在すら疑われているようです(;'∀')
ただでさえ人間離れしたことをやってのけている上に、この時代はシュチパリア人そのものが珍しい存在なので致し方ありません。
ちなみに「赤い鷹(シュチパリア・クラン)」の部隊章は黒地に赤い鷹のシルエット+山吹色のロゴです。(当分出てくる予定はありませんが、他の拙作に出てくる某王家の紋章にちょっと似てますね)