本日投稿した「雪の大地」は、第二次世界大戦当時の独ソ戦の話となっております。
当時のソ連では女性は狙撃兵として派遣される事が多く、そういった作品が小説や映画として出されることもかなり多いです。
軍属の女性兵の話をそのまま書いてしまうとパクリみたいになってしまうので、あえて軍属ではなく、個人で復讐の信念に燃えて体を突き動かされている描写にしました。
わからない方のために説明すると、主人公である彼女が戦地に辿り着いた方法は、持っていたラジオで流れてくる戦況報告によって大体の位置と方角を割り出し、コンパスを使って方位を見て移動を続けた形ですね。
また、途中に描いていた「形の違う二機の戦闘機が雪の降る山に消えた」の描写に関しては、「誰も知らない空」を読んでみて下さい。