Vママ、完結です‼
さらになんと、10000PV超えてました‼
読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
無名作者による初の長編投稿がこんなに読まれるとは思っていなかったので、素直に嬉しい気持ちです!
近況ノートまで読者さんが見られることはあまりないとは思いながらも、折角なので作品の裏話でも綴ろうかなと思います……
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実は、本作『Vママ ~中の人がお母さんでも推してくれる?~』は第29回電撃大賞で一次選考落ちした作品でした。
僕の新人賞応募歴は三年ほど。
初めて書いた長編をMF文庫新人賞に応募したところ、結果は三次選考落選(二次選考通過)でした。
「あれ? ひょっとしてワンチャンあるのでは?」
と、そう思った瞬間がピークだったわけであります。
次回作もMFに応募してみたところ、二次選考落選。
以降、電撃大賞、ガガガ文庫と応募してみましたが、一次落選の連続……
でも、人気作を読み、創作本でストーリーを学び、人気の題材をチョイスし、得意とするキャラの掛け合いに全振りした作品ならば、今度こそ!
そして、僕は電撃大賞にVママを投稿したわけですが――
信じて送り出したVママが電撃大賞の一次選考で堕ちて返ってくるなんて……
一次選考で落ちる作品について、ウェブで発信されている編集者やプロ作家が以下のようにおっしゃっていたのを覚えてます↓
(※内容は正確ではありません。また、特定の個人を名指しする意図はありません)
「そもそも小説のていを成していない」
「改稿では直らないような致命的な欠陥がある」
「作者のエゴを出し過ぎている。読者にとっての需要が薄い」
「作品の面白いところが読者に伝わっていない」
……なるほどなぁ、と思いました。
おそらくは僕の作品も上記のいずれか、あるいは全てに当てはまっているんだろうと。
そう思ってしまったら、もう最後でした。
僕は、自分の作品に対する自信が日に日になくなっていくのを感じていました。
……この作品を面白いと思っているのは自分だけなのでは?
……ストーリーを勉強する前の方が面白い作品を書けていたのでは?
……初めて書いた作品のほうが面白くね?
いやぁ……個人的な感覚ですが、昔書いた作品のほうが面白く感じてきたら作家は負の連鎖に入ってるんじゃないかと思います(笑)
そんなこんなで、自信が薄れていた僕は作品を書かずにボーっとして過ごしてました。
そんな折、今までウェブ小説をろくに触っていなかったにも関わらず、カクヨムに作品を投稿することになります。
なぜか。
自分の作品が、本当に面白くない作品なのか確かめたかったからでした。
これまでウェブ小説に投稿していなかった理由は以下の通りです。
①新人賞向けに書いた作品だからウェブでは受けない、と思ってた
②ウェブにはウェブの流行があって、それを取り入れてない作品は読まれない、と思っていた。
③そもそも無名の作者だと読まれない、と思っていた。
と思っていたという記載のとおり、こんなのは僕の思い込みだったようです。
三週間ほどの連載でしたが、無名の僕が書いた作品は確かに、10000回も読んでいただけたんですから。
(まあ、上には上がいるわけですが一旦脇に置いときまして)
改めて、読者の皆様、ありがとうございました!
応援コメントやレビュー、本当に励みになりました。
また小説へのモチベが沸々と高まってきています。
これからは新人賞に応募しつつ、カクヨムを中心にウェブでも活動していこうかなと思いますので、次回作も読んでもらえたら嬉しいです!
次回作は、外れスキル×スローライフ系の異世界ファンタジーか、特殊な設定(幼馴染×お互いの思考が丸わかりなど)のラブコメです‼(予定)
そして、まだVママ読んでない方へ!
たぶん面白いですよ↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139556518382199