勇者ヨシ君さん、こんにちは。
『影森ゆらは今日も死ぬ』を9話まで一気読みしました。
正直、最初は「死んでも時給300円のブラック労働」っていう設定のぶっ飛び具合に笑って読み始めたんですけど、読み進めるうちに作者さんがこの作品に込めている思いが、すごくよく伝わってきて胸が熱くなりました。
ゆらは「怖いし痛いし、もう死にたくない」って本音をガンガン言いつつ、それでも困っている人を放っておけない優しさをちゃんと持ってるんですよね。
何度も理不尽な目に遭って、死にそうになって、それでも立ち上がっていく姿が本当に印象的で。
朔夜さんとの関係も、利用されてるみたいで実は大事なタイミングで助けてくれる微妙な距離感が絶妙で、読んでいて「この二人、どうなっていくんだろう」って自然と続きが気になってしまいます。
作者さんはただホラーで怖がらせたり、コメディで笑わせるだけじゃなくて、
「死にたくないのに、誰かを助けたいと思う人間の強さ」や「理不尽な世界でも心が折れない部分」を、ブラックユーモアで丁寧に包んで描いているんだなって感じました。
その思いが、ストーリーのテンポや世界観の作り方、キャラクターの掛け合いの一つ一つにしっかり表れていて、すごく読み応えがありました。
特にストーリー性が面白い!
短い話数なのに世界観がしっかりしていて、毎回「次はどんな怪異が出てくるんだろう」「ゆらの借金は本当に返せるのか……」とワクワクしながらページをめくってしまいました。
ホラーシーンでゾッとするのに、すぐに笑えるバランスも最高です。
勇者ヨシ君さん、こんなにキャラクターの心の機微と、面白いストーリーを両立させた作品を書いてくれて本当にありがとうございます。
ブラックで笑えて、でもどこか温かくて、読み終わったあと心に残る作品ってなかなかないと思います。