まずは修正報告。外伝4の一部重複表現を見直しました。
タイトルの通り、作品を一つ完結させることが出来ました。とにかくエタらないことを重視し、プロットを固めてストックを溜めてきたのが功を奏した形です。50話+αの大長編で文字数は19万をわずかに下回る程度ですが、大筋は連載を始めるひと月前から設定しており、即興で入れた話といえるのは吉祥天交通が主人公の外伝だけでした。
業人にあの結末はパンチが弱いと思われるかもしれませんが、「本人にとって幸せな夢に閉じ込められたまま永遠の眠りに」という末路そのものはカクヨムにアカウントを作る前から考えていたのでどうしても入れたかったんですよね。
業人文学というムーブメントに参加することが出来て楽しかったです。ユーザーページに作品が一つだけというのも「なんかやだ」なので、アイデアはあるもう一作に着手するかもしれません。今度はそんなに長引かないと思いますが、プロット自体がまだ固めきれていないので始めるのは年明けかつ不定期になるでしょう。
実は、斜霧散の完結が近くなるにつれて未練や外伝の案がぽつぽつ浮かび上がっていました。「強い女」について語り合うとか、海老沢の案内で鳥居と南部が実家凸するとか、順子の初恋模様とか、理解のある彼くんがいたifとか……
けれど折角終わらせられたのなら、無駄に広げて連載中と完結済を行き来する必要もないでしょう。
最後まで読んで下った方、コメントや★を下さった方、本当にありがとうございました。史実の進展も楽しみにしています。
余談ですが、一番大きいステーキの値段は初期案だと4000円台でした。ビッグボーイの公式サイトを参考にしていたためです(想像力の限界)。生成AIに尋ねてようやく6000円台が現実にあると分かりました。