名苗瑞輝

まずはタイトルの通り。
元々、応募のために書き始めたのが「佐藤くんの失われた××」なわけですが。

まあ下地もなくいきなり始めたところで、というのが正直な想いですね。
反応が良いのか悪いのか、他と比べたわけでもないのでよくわからないのですけども。

やって良かった点としては、なんだかんだここまで書き進められたこと。
小説書くのも１０年ぶり……は言い過ぎにしても、７～８年ぶりで、その頃書いていた作品はいずれも途中で頓挫しているわけで。
まだ今書いている作品も最後まで書き切ったわけではないとはいえ、書き上げた話の量は単純に文字数だけで見れば１０倍以上あるのではないでしょか。

逆に悪かった点……ではないのですが。
当初の予定では、今日この時点までに第１部書き終えているつもりでした。
区切りの付いていないものなんて、評価しようが無いわけですから。
ですが未だ、起承転結の「転」に差し掛かろうとしている段階でしかないです。

言い訳をすると、いざ書いてみると書きたい話がいろいろ出てくるわけなんです。
そもそも一番最初の立案時には紗理奈はヒロインとして存在しておらず、陽菜に至っては書き始めてから出てきたポッと出のキャラだったりします。
それが気づけばこんな状態で、キャラが増える分物語も増え、しかしそれを書き手が扱いきれなくなって、なんか微妙な感じになってしまってるわけで。

まあそうはいっても悔いはないですし、応募期間が終わり、時期に審査期間も終わるでしょうが、気にせずこのまま作品作りを続けていきたいと思います。


さて以下あとがき。導入部が長かったので短めに。

第４２話　《乾き》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816410413965173114
隠している水着をさらけ出すだけの話です。
正直、この次の話その目的は同じであり、しかしこっちの話にはあまり意味が無かったりする、ちょっと蛇足的な感じ。
でも、「友葵が脱いだ」からこそ、このあと楓も脱ぐに至るのではないかとも考えます。

第４３話　《疑問》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816410413965259256
というわけで水着さらけ出し楓編。
一応この第１章－４は『穂積楓の××』とかサブタイ付けてるわけで、これは１話から出てるのにあまりスポットの当たらなかった『穂積楓』という人物に焦点を当てていき、そしてこの『第１章　佐藤くんの失われた××』に対する転機としたいとの思惑もあるわけなのです。
そしてこの話こそが、そのための一歩のつもりです。

第４４話　《初対面》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218262100602
楓以上に出番がないヒロイン、美羽を登場させました。
当初はこのタイミングで出す予定もなかったのですが、あまりの出番のなさ、そしてここでの話をすべての転機とするためにねじ込みました。

第４５話　《意識》
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218274475324
着替え中のところへ飛び込むのはラブコメの定番イベントかなと。
過去の出来事について思い出すくだりは、なんか久しぶりな気がします。
実はここに差し込むつもりはなく、着替え中イベントで気を失ったので、あ、ここでやれるじゃんと詰め込んでしまいました。

第４６話　《名前》（前編）
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218337493142
キャラが増えてきたので整理というか、改めて紹介するだけの話その１

第４７話　《名前》（後編）
https://kakuyomu.jp/works/1177354054977666399/episodes/16816452218373990657
その２。
矢嶋と大城戸の名前は書きながら考えました。


とまあ。
気づいたら今週、ほぼ毎日更新してたのか。。。。
そりゃストック無くなりますわ。
てわけで、応募期間も終わったし、ストックもなくなってきたしで、更新ペースは流石に落ちるんじゃないかなぁと思ったり思わなかったり。

以上、よろしくお願いします。