2023/2/7
この日にカクヨムコン8の読者投票が終わりました。
私はこのコンテスト初参加なのですが、初参加なりに思ったことをつらつらと。
まずは投稿する日程。
早い方が良いと言う人、はじまってからゆっくりが良いと言う人、様々でした。
ですが蓋を開けてみると、早くから投稿した悪役令嬢は引きこもりたいは、最初の二週間ほどは良かったものの、順位を落としていきました。
恋愛部門では良くて34位くらいまでは行ったと思います。一瞬だけですが。
仕事が年末年始で忙しくなり、何とか頑張って書いた私小説部門。
私小説が何なのか分からず色々人に聞きながら頑張って書きました。
それがデザイナーは万能職ではありませんですが、こちらノンフィクション・エッセイでないと投稿できない仕様で他の人がヒューマンドラマや絵本などで投稿している中、最初はヒューマンドラマで投稿していました。
アドバイスいただいていましたが、こちらは私小説と言いながらもノンフィクションという区分で難しかったです。
自分の体験をもとに「私が見た〇〇」という体験風漫画のイメージで書いたものだからノンフィクションと言われたらそうだしな~。どうだろう?という葛藤がすごかったです。
こちらは投稿直後からじわじわ伸びて部門別で最高8位くらいまでは行ったと思いますが、結局23位でフィニッシュ。
最後に、仕事についてお馬鹿なコメディーを思いつき、Twitterでこんなの書いたって誰も分からないよねーって呟いたところ、フォロワーさんからの熱烈なオファーがあり、やる気を出して書いたのがコーダー転生。
参加締め切りギリギリの投稿でしたが、こちらはなぜかするする読まれていきました。
競合ひしめくファンタジー部門で終了時8位。
ビックリしました。やっぱり文章にもタッチというのが必要なんですね。
それから、投稿は遅い方がランキングに乗りやすい。
次回からはあんまり早くに投稿しないようにしようかと思います。
早いから読まれるということはあるけど、最後までは読んでもらえない。
次々生まれてくる新しい作品を読者は好んでいるようです。
特に異世界恋愛は溺愛系が相当強いので、私のギャグタッチは好まれないように思いました。
あとは前置きが長すぎる…これは気付きとしては十分手ごたえを感じました。
早く事件が起きるものを読者は望んでいるんですね。
サクサク進む方が喜ばれる。
あと、キャラクターが良くも悪くも強烈であること。
印象の高いキャラが出てくるものは、人を惹きつける。
絵で言うタッチのようなイメージで使わせていただきますが、好まれやすい文章というのはあると思います。
一部の人が好きなタッチは読者が付きやすくコアなファンが増えますが、ライトに読みたい新規参入を取り込むのは難しいです。
逆に、ライトに読みたい層に向けた文章だと新規参入者は獲得しやすいですが、コアなファンは増えにくい。流動している層だから次も同じタッチが好きかどうか判断しにくい。
結局は、どちらも持った人……つまり、読みやすい文章で次も必ず読みたいと思ってくれるコアなファンが付く人が強いということ。
もうそんなのプロ作家じゃないですか。
でも、出版社側はそう言う人を求めているわけです。
ウェブで集客できる人は強い。本を買ってくれる。
出版不況の中、出版社が頑張らなくても本人がウェブ集客できるならそれが一番いいですからね。
ウェブ小説、本当に難しいですが楽しかったです。
そんな初参加のカクヨムコンを終えて読者投稿の実績です。
全部探すの大変でしたが、これだけの人が情熱をもって参加されているんだと実感しました。
カクヨムコンエントリー作品数 10,163作品
恋愛部門エントリー数 794作品
引きこもり令嬢
→恋愛部門499位(総合6649位)
カクヨムコン短編エントリー作品数 10,284作品
令和の私小説部門エントリー数 757作品
デザイナーは万能職
→私小説部門23位(短編総合242位)
短編ファンタジー部門エントリー数 1,654作品
コーダー転生
→短編ファンタジー部門8位(短編総合36位)
皆様のおかげでこのような成績を納められました。
読んでくださってありがとうございました。
これからも作品を愛してくださると嬉しいです。