第6案件の公開を始めました。
今回、最終回代行部が向き合うのは、七度目の最終章です。
物語には、終わらないことで愛されるものがあります。
次の敵。
さらなる覚醒。
明かされる因縁。
引き延ばされた決着。
終わるはずだった戦いの、その先にまた用意される新しい戦い。
それでも、続いていくことだけが、物語にとっての幸福とは限りません。
終わるべき場所で終われなかった物語は、やがて自分自身の熱で燃え尽きていきます。
読者の期待も、作者の願いも、登場人物の意地も、すべてが次の一話を求め続ける。
その果てに、誰も立ち止まれなくなってしまうことがあります。
第6案件「七度目の最終章に、朝は来ない」。
今回は、長く続きすぎたバトル漫画の終幕処理です。
そして、最終回代行部の中でもひときわ熱量の高い男、獅子堂豪が動きます。
終わらせることは、見捨てることなのか。
続けることは、本当に守ることなのか。
了太郎と栞の仕事を、もう少しだけ見届けていただけたら嬉しいです。
――幕間しおり