第4案件の最後まで、公開しました。
勇者たちは、神の続きを待っていました。
恋は、告白の直前で止まっていました。
探偵は、犯人の名前を告げないまま、物語の中に立ち尽くしていました。
そして第4案件では、銀のペンを使って終わらせるのではなく、登場人物が自分で席を立つまで待つ話になっています。
『最終回、代行します』は、終われなくなった物語に結末を与える話です。
けれど、了太郎たちが向き合っているのは、ただの未完処理ではありません。
終わらせること。
終わらせないこと。
待つこと。
誰かの代わりに書くこと。
それでも、最後の一歩だけは本人に残しておくこと。
第4案件まで読んでいただけると、この物語が何を終わらせようとしていて、何を終わらせずに残そうとしているのか、少しずつ見えてくるかもしれません。
読んでくださっている方、応援やフォローをしてくださった方、本当にありがとうございます。
まだ、この物語は途中です。
けれど、途中であることにも、きっと意味があります。
よろしければ、了太郎と栞の仕事を、もう少しだけ見届けてください。
――幕間しおり