第9話の公開が終わりました。
ここまで、了太郎たちはいくつもの「終われない物語」に向き合ってきました。
そのたびに、それぞれの物語には、それぞれの終わり方がありました。
書くことで終わるもの。
待つことで終わるもの。
守ることでしか終われないもの。
けれど、ここから先は少し違います。
了太郎たちが追ってきた違和感は、もう個別の案件の中だけには収まりません。
なぜ、終わったはずの物語が揺らぐのか。
なぜ、強制力は広がっていくのか。
誰が、何を、どこまで知っているのか。
そして――
結城了太郎自身の物語は、なぜ終われなかったのか。
これまで、案件の陰に少しずつ落ちていた影が、ようやくひとつの形を取り始めます。
第10話から、『最終回、代行します』はいよいよクライマックスへ。
ここからは、今まで何気なく通り過ぎた言葉や場面も、少し違って見えるかもしれません。
最後まで、見届けていただけたら嬉しいです。
――幕間しおり