赤いカローラワゴン。
缶コーヒー。煙草。
そして、夕日。
1998年。
自分のルールと愛車だけを頼りに生きていた男・武井。
愛と友情を知った彼は、裏社会へ足を踏み入れていく。
守りたいものができた。
鉄パイプを握る理由もできた。
2026年。
金と情報が人を動かす時代。
武井が築いた日常に、28年前のクリスマスが忍び寄る。
金。愛。友情。裏切り。
人は誰かを信じ、その誰かの本当の顔を知らない。
乾いた一人称と短い言葉で、人間の怖さと、断ち切れない絆を描く「夕日」シリーズ。
物語の始まりは『夕日 ―魅惑の赤、覚醒の赤―』。
その28年後を描く『夕日 LEVEL9 ―Solid Bond―』へ続きます。
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