森実

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はだれ雪／
紫乃森統子

文久元年、奥州二本松藩に、十を数えたばかりの姫君がいた。 家老大谷彦十郎の嫡男で、文武に秀でた二十八歳の大谷鳴海は、妙な役替えを申し付けられる。 十歳の姫君の護衛という名の傅役が…
ちょっとひねくれた幼い姫様と、なんか熱い側仕えのお話。
紫乃森統子

巡る風／
紫乃森統子

慶応四年、奥州二本松藩に木村銃太郎という青年がいた。砲術道場を構えた銃太郎は、城の姫君自らの願い出によって彼女を門下に迎えることになり、いつしか想いを寄せるように…。 日を追うご…
二本松藩士たちへの深過ぎる愛故だと思って気を確かに持って読んで下さい。
紫乃森統子

皇子殿下の嫁入り道具／
紺堂 カヤ

ロード帝国で便利屋や傭兵のようなことをして生活してきたリク。磨いた腕を試すため、「天下無双のつわものをさがしている」という文句で開催されている武人大会のようなものに参加する。 大…
こことは違う空を見たい。それが、はじまり。
紺堂 カヤ