五道 正希

感情を食べる少女がいる、という噂は学校中が知っていた。主人公・山田みどりは、失恋した悲しみを、川村葵に食べてもらう。その『感情食』をきっかけに、みどりは葵のことを好きになる。

近未来SFです。

これは私が京都府某所にある小さい村に、ちょっとした観光に行った時の話です。

フェリーに乗って桜島へ渡ろうとしたとき、三四人と連れの女の子たちを見た。しかし、三人なのか四人なのかはっきりしない。

小学校の時に流行った怖い噂。 一見するとありふれた「学校の怪談」だが、今思い返せば奇妙な点がいくつもあった。

今年で終わってしまう、ずっと続くと思っていた村の祭り。 その最後の場で蠢き出す、不可解な出来事。 この作品は第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作し…

蝉の声を聞くたびに、蝉の抜け殻を見るたびに思い出す。 子供の頃に体験した、忘れたい出来事。