初投稿から十日が経ちました。多くの人が私の小説を読んでくださり、嬉しい限りです。すでに最後まで読んでくださった方もいらっしゃるようで、本当にありがとうございます。まだ全部読んでいない皆さんも、どうぞご自分のペースでゆっくりとお読みください。
私の小説を読んでくれた友人達からの質問の中で、この小説を書いた理由について聞かれることが何度かありました。こちらの近状ノートをご覧の方の中にも、同じことを考えられた方もいらっしゃるのではと思い、この場を借りて少しお話させていただきます。
と、改めたところですが、特に大きな理由などではありません。この物語のモデルとなった人物と私が出会い、私が聞いたこの話があまりにも興味深く、ぜひ多くの人に知ってもらいたいと思ったからです。
現実の話でも、本の中の物語でも、面白いと思ったものは他の人にも話したくなるものです。私自身もそんな人間の一人であり、私なりの伝え方として、こうして小説を書くことを思い立ちました。
ふとしたきっかけで知り合った私とこの物語の主人公達との出会いから、この物語は生まれたと言ってもいいかもしれません。そんな経緯でできたこの物語ですが、これからも多くの人にお読みいただければと思います。