平日の執筆時間はどうしても夜にならざるを得ませんが、『数寄』の執筆に必要な資料を読むのが最近辛くなっています。
江戸時代の文化風俗、茶道の資料は、別段問題はありません。カレーの資料も、まあ大丈夫です。
問題は、ラーメンの資料。本日公開したエピソードをはじめ、武家の主食たるメンマの描写のある回については、ラーメン作りの専門書――スープの仕込みに始まる各段階や完成品を、カラー写真で載せている資料――を参考に書いているのですが、これを夜、小腹が空いた時分に眺めるのは完全に飯テロです。自分が読んでるのが悪いのですから自爆飯テロですが。
と言いますか、何で時代小説書くのに一冊数千円のラーメンの専門書を読まねばならんのだ? と首を傾げながら『数寄』を書いている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
その『数寄』ですが、前回の近況ノート(9/5)以降、9/7と本日、1エピソードずつ公開いたしましたので、ご報告いたします。
本日公開分は3千字オーバーで少し長いですが、茶席の前半の懐石のシーンまで書かないとツッコミどころが少ないため、やむなく長くなっています。ご了承ください。
ちなみに本日公開のエピソード、待合の掛け軸にあった四文字は、私が二番目に好きな競走馬の香港登録馬名です。「英雄の刺し」云々は、2005年の有馬記念のことを指しています。隙あらば競馬ネタを入れるのが趣味なだけですので、分からない方は気にせずお読みください。
『数寄』の今後ですが、現在書いている武林編のプロットは(ざっくり)完成しています。しかし本来は『執事』優先ですので、『執事』の第15話が始まりましたら、公開ペースは落ちるかと思います。ただ、武林編の完結までは書き切る予定ですので、生暖かく見守っていただければ幸いです。
『執事』につきましては、第15話の構想は順調に進んでいます。が、中核となる部分の詳細がまだ詰め切れておらず、今見切り発車で書き始めると、14話のように無駄に長くなってしまいますので、開始までもうしばらくお待ちください。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。