カクヨムに過去作を投稿するために、ニフティサーブSFフォーラム創作の部屋時代のログを整理していたら、書き始めたのは亡くなった仮想戦記作家、東剛道(ハンドルネーム、東部戦線)さんとのチャットだったことを再発見した。
創作自体は漫画が好きだったのでノートにネームとか書いてたし、数回、少年誌に持ち込みをしたことがあるが、努力賞止まりでそのあと仕事も忙しくなったので辞めてしまった。
その後、ニフティの創作の部屋管理者だった東さんに、チャットで何か書いてみろよと誘われて小説を書き始めた。
SFフォーラムはかなり濃いSFファンが集まっていたので、作品を挙げる度にここがいいね、ここは考証が足りないねと色々指摘をしてもらえた。
東さんにもチャットで色々助言やアイデアをもらって、小説を書く楽しみを知った。
ニフティサーブがサービス終了となり、創作の部屋の仲間たちは何人かを除いて縁遠くなってしまった。
今でも小説を書き続けている奴らがいて「お前も書け」と尻を何度も蹴飛ばされた。
僕の尻は重いので中々動かなかったが、色々あって会社を早期退職し、もう一つの趣味である格闘技に1年集中して気分を切り替えた。
それでようやく『アリス』を書くことが出来た。
自分の妄想を文字に落として物語を作るのは面白い。
筆が速いほうでは無いけれど、これからはちょっとずつ作品を作っていこうと思った。
今は亡き東さんと尻を蹴り続けてくれた仲間に感謝を捧げつつ、疲れない程度に頑張ろう。