なろうではあとがきに書いていた蛇足を書いておきます。
ネタバレ!? というほど、ネタバレではないですが……。
しかし、本文を見てからのほうがよろしいかと。
八話時点の蛇足――①
腕自体がなくなれば、もうどうしようもありません。
しかしちぎれた程度であれば、王都にいる施療師クラスの実力があれば、実はロッセの腕もくっつけて癒せました。
貧乏や優秀な人材がいない場所では、過酷なんです。
十六話時点での蛇足――②
アズロの母親が患っていた病――筋萎縮性側索硬化症。
大地のマナを色濃く浴びて育った薬草がなければ、少年の母親は、次の日に呼吸不全に陥り亡くなっていました。
自然の加護を受けた薬草で、無事に難病が寛解します。
二十四話時点での蛇足――③
アグニスのもとに来た時点で、咲弥は疑われています。
無線機で逐一報告を受けていたのに、咲弥が来たのは最後――アグニスが班分けのときに、咲弥を最後に残したのは、じっくりと真偽を確かめるためでした。
確定したのは次の日、調査させた結果で知ります。
なお、銀髪の少女が最後に残されたのも理由があります。
勘の鋭い方ならわかるのではないでしょうか。
三十二話時点での蛇足――④
ボアル――消えた咲弥の意思を継いで行動した結果、実は奴隷管理職にまでのぼり詰めます。
彼の積極的な行動により、奴隷達の死亡率が激減し、仕事効率が高まったらしいですね。
コルス――紅羽に襲いかかり、一か月の禁を破ったため、処刑場送りにされました。ですが、奇跡の生還を遂げます。
願いで借金を帳消しにし、地上で真面目に生きると誓ったものの、また借金が膨れて奴隷施設に舞い戻りましたとさ。
ザップ――ネイ達の尋問から解放されたのち、奴隷探しはもう無理だと判断して、遠く離れた地へ逃亡しました。
別の大陸に渡り、小さな村で妻子にも恵まれたそうな。
以上――いや、ほんまに蛇足!?
という蛇足でした。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
あの……まさかとは思いますが……本文読まずにここ読んでいらっしゃる方は、いませんよね……?