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【碧血の墓標 裏話】絵師・中島登のもう一つの顔

 中島登は「戦友姿絵」などの絵師として有名ですが、史実において晩年は浜松で「鉄砲火薬店」を開業していました。 新選組時代、剣ではなく筆を持っていた彼が、明治になって銃を扱う商売を選んだ。 非常に興味深い事実です。

 今回のシーンで、彼が質流れ品のリボルバーを整備しているのは、その史実へのオマージュです。
 ただの隠居老人ではない、牙を隠し持った古狼としての彼を描きました。 倉庫に眠る「不都合な真実」とは何か。ご期待ください。

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