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「L村の怪異」を書いて

まだ全編公開しておりませんが、最後まで書き終えて、あとは予約した時刻を待つのみとなったため、「あとがき」のようなものを書きたいと思います。もちろんネタバレはしないので、ご安心ください。

まず感じたのは、SFの読者が異様に少なさです。今までカクヨムでは5編のSFを投稿しておりましたが、どれもPVは一桁…。対してL村は公開4日目にして3桁の大台に届きました。SFもホラーもカクヨムの中では非主流派とはいえ、SFがここまで不人気だったとは、ただただ驚かされるばかりです。

まあ、L村のとった、モキュメンタリーという手法もマイナーみたいですけどね。カクヨムではあまりこの形式の物語は少ないようです。(ノロイとか放送禁止とか結構たくさんあるような気がしていたのですが。)もしかしたら、文字だけだとモキュメンタリーは表現しにくいのかもしれません。私も文字媒体を使うのに限界を感じて、セリフの文字起こしをしましたし。

ここまでPVが違うと、もっとホラーを書きたくなってきました。L村は固有名詞すべて架空のものだったのですが、次は実在のものも混ぜてリアリティを出してみたいと思ってます。

次も神話を使ってみようかと思っています。神話とホラーって親和性が高くて、カクヨムでも「何々様という神様が云々」みたいな話は多く、映画でも悪魔祓いが題材のものが多いですよね。

ただ、実際に信仰されている神を出すとしても、「ツクヨミ」とかメジャーな神の名前を出すと一気に怖くなくなっちゃうので、マイナーでよくわからない神を登場させようかと考えています。

最後に、拙著を呼んでくださりありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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