『救済の対価』にて、主人公は実現不可能な理想を抱きました。次作の舞台は、その理想が実現された遠未来です。
「実存は本質に先立つ」が実存主義のとき、「ログによる本質の事後規定」「本質による実存の事後規定」は逆・実存主義と言えなくもありません。
記録不可能性を排除した世界で、未来の倫理が過去の記録を裁くシステムは、人々に究極の自由をもたらします。原理的に秘密が存在し得ない、そんな次作のタイトルは『白言(はくげん)』です。
これから書き進めるつもりですが、思いのほか汎用性の高い世界観になったこともあり、投稿サイトや投稿時期については現時点で未定です。