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朶稲 晴
@Kahamame
2018年9月26日
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現代ドラマ
tasay_na
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三題噺
/
朶稲 晴
三題噺です。不定期更新。 繋がっているようなないような。
★0
詩・童話・その他
連載中 5話
4,205文字
2022年4月27日 00:58
更新
残酷描写有り
暴力描写有り
性描写有り
三題噺
【創作小話/そうして一緒に焼いたのさ】
/
朶稲 晴
伐る伐らないの問答をしたのが懐かしい。 いつかの約束をはたすのに、何年もかかってしまった。 これでわたしは解き放たれるのだろうか。
★7
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完結済 1話
1,781文字
2021年5月15日 03:09
更新
残酷描写有り
短編
純文学
桜
ようやく弔ってやれる。
朶稲 晴
短編「実が赤う頃に」
/
朶稲 晴
恋人が死んでから、彼女が世話をしていた庭は見違えるように荒れ果ててしまった。 そりゃあそうだ。おれは肥料もやってないし、水すら一回もやらなかった。
★3
詩・童話・その他
完結済 1話
1,321文字
2020年11月15日 02:13
更新
残酷描写有り
短編
純文学
オンコ
かつて愛した女も言った
朶稲 晴
短編「きみの声で呼んで」
/
朶稲 晴
あの声で呼ばれたら世界のどこからでも駆けつけたくなる。 その手を握るたびいとしさがこみあげてくる。 叶うならば、もう一度。 いや。百度でも、何万回でも。
★0
恋愛
完結済 1話
1,427文字
2020年3月9日 21:47
更新
短編
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朶稲 晴
短編「凍ったままの秋」
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朶稲 晴
カチカチに凍ったままの秋。 凍ったままでがんじがらめだから、わたしはまだ秋を知らない。 だから、冬を語る。
★6
現代ドラマ
完結済 1話
1,318文字
2019年11月2日 21:38
更新
秋
冬
短編
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冬はとうにとけているのに
朶稲 晴
短編「或る利用者の回顧」
/
朶稲 晴
自販機も駅も、他人がきいてあっと驚くような特別な出来事があった訳じゃないけど、 静に覚えている。 ありありと思い出すことができる。 しかしきっかけはごく小さくて また簡単に忘れて…
★6
現代ドラマ
完結済 1話
1,452文字
2019年9月18日 00:43
更新
短編
駅
自販機
日常
この記憶が褪せないように
朶稲 晴
短編「Hubert」
/
朶稲 晴
彼女は彼の光であったし、彼もまた、彼女の光であった。 離ればなれになるそのときまで。
★3
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完結済 1話
1,223文字
2019年8月9日 13:46
更新
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刺青
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朶稲 晴
短編「それを愛と人は呼ぶ」
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朶稲 晴
おまえの花のような笑顔はみてられない。 まっすぐな瞳でみられると苦痛で仕方なかった。 声は麻薬のようだったし。 ただ、その手はうつくしかった。
★7
恋愛
完結済 1話
1,567文字
2019年7月11日 23:18
更新
短編
恋愛
素直になれない愛しの人
朶稲 晴
短編「炎帝と蛞蝓」
/
朶稲 晴
ムキにならずに、受け流せばよいものを。 みずからの命をもって愚かさを証明したとしても、 必ず悔い改めるとは誰もいってなかろうに。
★0
詩・童話・その他
完結済 1話
2,062文字
2019年6月8日 23:33
更新
短編
童話
所詮はこどもなのだから
朶稲 晴
短編「五月の桜」
/
朶稲 晴
桜にはずいぶんひどいことをした。煙草の火を押し付けたこともあったし、伐るぞと脅したこともあった。 約束を守れず、何年も春が過ぎてしまったりもした。 だからこれは、呪いなのだ。
★9
恋愛
完結済 1話
1,925文字
2019年5月1日 14:42
更新
短編
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桜
花をつけない桜は美しいか
朶稲 晴
だるえろい!
天霧朱雀
短編「さいわい」
/
朶稲 晴
「正体を明かさなくてよかったのかい。」 「それは野暮というものでしょう運転手さん。」 「これはこれは失敬。」 「はは。」 「Zu sterben。だったか。若僧。」 「えぇ。」 …
★6
詩・童話・その他
完結済 1話
2,854文字
2019年4月20日 13:43
更新
短編
銀河鉄道の夜
ところで何故おれの名前を知っているの
朶稲 晴
短編「春夜の友は彼の南洋の」
/
朶稲 晴
オホーツクに住むきうりは、毎日のように彼に会いに行き、彼と別れ、彼のいないひとりの海でただ、木の葉のように波にもまれる。
★3
詩・童話・その他
完結済 1話
1,620文字
2019年4月6日 17:24
更新
純文学
短編
孤独な魚と彼の友の物語
朶稲 晴
短編「涙さえも凍りつき」
/
朶稲 晴
夜中、午前二時にふと目が覚めたわたしは窓の外の深々と降る雪と、吐いた息で白く濁った窓を見遣る。
★0
現代ドラマ
完結済 1話
1,126文字
2019年3月19日 19:13
更新
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三月の夜はまだまだ寒いですがいかがお過ごしでしょうか
朶稲 晴
創作短編集「四季折々」完結
/
朶稲 晴
春夏秋冬、君に焦がれた。 春は桜を待つ愚か者。 夏は男を愛した梔。 秋は輪郭のない金木犀の亡霊。 冬は首の落ちた椿。 男が愛した。女は愛された? ちがう。それは、きっと……。
★3
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完結済 4話
4,545文字
2019年2月28日 01:56
更新
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季節というものは巡りまして
朶稲 晴
短編紀行「釧路発音別行き最終列車」
/
朶稲 晴
釧路で野暮用をすませたわたしは、電車通学していた頃以来、四年ぶりに釧路発音別行き最終列車に乗る。
★3
現代ドラマ
完結済 1話
4,559文字
2019年2月8日 01:46
更新
紀行
旅
北海道
ただ電車に乗るだけのことが、どうしてこんなに色々と思い出してくれよう。
朶稲 晴