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メスガキ転生 第五章完結&モンスター紹介!

というわけで、第38話すべてが終わって で終わりました。
前四章から伏線を張って、囚われのエルミアを救出し、そしてオーグを核心へと動かす反魂の法が遂に登場しました。
オーグは反魂の法によってアリスの身体を乗っ取ったのか?
身勝手にも人の人生までも奪う教団、オーグはそれに怒り、同時に悩みます。
己もそんな身勝手な方法で生きながらえているのではないか?
誰よりも死に抗うオーグだからこそ、それは他人の命を利用してもいいのか、そんな葛藤が彼女を悩ませます。


https://kakuyomu.jp/works/16817330661324550082/episodes/16817330662770034530


さて今回はメスガキ転生、設定部分のお話。

・グレンデル
 元ネタはベーオウルフの物語に登場するカインの末裔と呼ばれる存在。
 類人猿に似た怪物で、体長3メートル程になり、凄まじい膂力を持つ。
 知能は低いが、怪力と生命力はオーガをも凌駕する。
 並大抵のパーティではその高い攻撃力と防御力になすすべなくやられる難敵で、冒険者ギルドではA級の魔物と判定している。
 魔法などは使わないが、その怪力無双だけでも一軍匹敵し、城塞を破壊する程の力がある。


・ドラゴン
 説明不要、ファンタジー世界には必ずいるであろう伝説の魔物。
 この世界ではドラゴンは単なる魔物ではなく、災厄や神として扱われる。
 特に龍と呼ばれる存在は人智を超越し、それこそ神と呼ぶに相応しき地上最強の生物である。
 作中で戦ったドラゴンは、龍ではなく竜相当、それでもあらゆる能力がグレンデルを超えており、オーグ達苦しめました。
 本来ドラゴンは知能も高いのですが、今回のクラリスドラゴンは殆ど知能を持たず、ただ暴走する獣のようなものだったからこそ、勝てたようなものです。
 今後ドラゴンが本作品に出てくることはないでしょうが、本来ならオーグ達が勝てる存在ではありません。

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