星 ジョージ様
心のこもった素晴らしいレビューをいただき、誠にありがとうございます。
青春群像劇という、描き手の真価が問われるジャンルとして本作を捉えてくださり、さらに数々の名作の名を挙げていただけたことは、作者としてこれ以上の光栄はありません。
群像劇において最も腐心している「キャラクターの描き分け」について、生き生きとしていると評していただけたことは、執筆の大きな支えになります。
本作では、登場人物一人ひとりが抱える「サガ(業)」や「醜い本音」が埋もれないよう、それぞれの設定に基づき、一文字ずつ丁寧に彫り込んでまいりました。
私がこの物語を書き始めた動機は、私自身や周りの人生において、不幸な結果に終わってしまった過去の転機を、「もし別の選択をしていたら」というIFの物語として再構築し、自分自身を救済したかったからです。
名作と比較していただけることに大きなプレッシャーも感じておりますが、読者の皆様にとって「人生にある忘れられない1ページ」となるよう、38歳の「凪」へと至るハッピーエンドまで、一切の妥協なく書き切る所存です。
ぜひ最後まで共に見守っていただければ幸いです。