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字融落下(自由落下)『3:林檎飴の予感』について

https://kakuyomu.jp/works/16818792435642521437

3作は『死』のテーマが根底にあります。
『Sweet Home Catacombs』は、亡くなった母と残された家族の温かな話。
『エジソン製じゃないけれど』は、父の死を受け止める友人の話。

今回の『林檎飴の予感』は、死の予感を感じさせる彼女と、その運命に小さな抵抗をする〈僕〉の覚悟が語られています。
花火に象徴される儚さと、爆発の熱量。
夏祭りにみる命の輝き。そして林檎=罪の実。イブは既に齧っていて、〈僕〉はアダムとなって共に齧るかどうかの選択。飴のコーティングは彼女の甘い誘い(のようでいて未来への苦労、罠を匂わせています)。

投稿時期がお盆終わりなので、駆け込んでみました。

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