『CRUMBLING SKY』
https://kakuyomu.jp/works/16818622175236685267読み手の胸を刺すようなオープニングイメージとして書き上げました。
虐待描写は過度は誇張をしないことで、むしろ現実に起こっている問題なんだと思わせる作りです。
「毒虫のように」という比喩の繰り返しで、静かな立ち上がりの中に諦観としぶとい生命力のイメージを含ませました。また、サブタイトルの『昧旦(夜更け)』と締めくくりの『昧爽(夜明け)』で関連性を持たせることで、物語に希望が兆す導入になっています。