他校の友達と初めて?遊んだ。
その他校の友達は俺の中で【悪人の集い】と思っていて、かなり素行の悪い人たちがよくいる学校の出身だった。
とはいえ良い人ではあった......いや、そうでもない。
自分自身人のことは言えないが、良い人ではなかった。私はそれよりは良い方だが。
気持ちを表すなら【自分がいかに平和な世界で生きてきたのか】【自分の知っていた素行の悪い友達が可愛く見えるほど】だった。
私自身これは凄く後悔していることだが....私の目の前で.....いや...私自身気づいたのも店を出てからで、平然と万引きをしているのを見た時は気が気じゃなかった。
「だめだ!!」
そう言うべきだったのは間違いないし、ほぼ見て見ぬふりをしたわけなので私も共犯と他ならないのも事実。
俺はそこで感じたんだ......."言える勇気ってこういう場面でのことなんだ"って。
それを発揮できなかったのでは意味がない......ただただ自責の念に駆られる.......。
話に戻るが、万引きはもちろんポイ捨てだって平然とする。
高校生がする軽犯罪法は軽くやってるのではないか?法律は詳しくないので分からないが。
他には自分自身の事を話していると〖可愛い!良い子!〗などと言われた。
その時も思っていたが【門限の時間までに帰るなんて当たり前やし、普通の事をやって良い子可愛いとか言われんのって恥ずかしいな。照れの意味ではなくただ。】
そう思った。むしろ俺は自分自身良い人間ではないなとは思ってる。
自己肯定が低い訳じゃ無いが、明らかにそう言えはする。
総括だが、楽しい人達ではあったし全員が全員万引きをしたりポイ捨て来るような人達ではないようにも思える。もちろん一部を除いて。
しかしやはり我々の生きる世界と違ったことは確かだった。
空間的にアウェイを感じていたよ。
自分の生きる世界、関わってきた友達、全てが私に合ってるんだと再確認させてくれたいい機会だったし、普通に人と関われた良い機会だったとも言える。
正味これから遊びたいかと言われたら分からない。
遊びたい!と叫べないのもそうだし、遊びたくない!と叫べないのもそう。
実に難しい感覚だが.....一つ言えることと言えば.......遊びたいと叫べない理由は万引きをしているからというのがある.......仕方のない事だろう....?
カオさん