花火が上がった。20時から21時までの間、空は美しくキラキラと光り輝いた。
窓から眺める景色は何度見ても変わらずだ。
俺は花火を見て思ったんだ───
「いつ見てもこの美しさは忘れぬようにしよう」
とね。
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新作を出した。内容は「家庭」に関する話だ。
私の家庭というのは、あまり裕福とは言えない家庭だが上手くやっている。
苦労があるとすれば、飯が決まった日に出ない時がある時のみ。それ以外に不満は無い。
親なのだから私がミスを犯せば叱られる。度合いによっては手も上げられる。これには困ったもんだがね。
家庭の違いは結構知ると驚いたりするもんだよ。
自分の家庭では普通な事が他じゃダメだったり、門限の時間の違いやその考え。
違いを知るのは自分の家庭がおかしいと知るためのものでも無いし、その逆でも無い。
もっとも、内容にもよるがね。