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近況報告状XII

今日は短めの報告状となる。
【そして注意!】
この先"だいぶ"語気が荒い文面がある。苦手な人や不快に感じる人は目を片目だけ瞑ってご覧下さい。


俺の友達がある日突然LINEを送ってきた。

「カオ、突然でごめんだけど、家しばらく泊めてくんない?俺の家族全員コロナになったから。」

俺は目を疑った。2度見だってした。
心配こそしたが、俺はなんだが変に感じた。

「え、お前大丈夫なん?コロナ。検査したん?」

俺がそう聞くと彼は言った。

「してない!けど4日経った今でも何も無い。」

──ダメだ。コイツを家に泊めるのは危険だ。色んな意味で危険だ。
「親がダメと言っていたから無理だ」と、言ってもないのに彼にそう伝えた。仕方の無いことだ。

断りを入れてから数時間後.....また連絡が来た。

「とりあえずおばあちゃんの家にいる。土曜にはそっちに帰る。」(土曜日に飯を食う約束をしてる)

まぁなんとか家は見つかったようで安心した。
しかし彼は飯を一緒に食う気でいるようだ。自身の状況が何も分かっていない様だ。

「まぁ待て、お前はとりあえず家にいろ。陰性なのかも分からないやつと飯は食えん。別の日にしようよ、話はつけておくから」

こう言うと彼はいきなり態度を変えた。

「じゃあ別の日でいいんじゃね?」←企画者

「なんでそんな投げやりになってんの」
俺がそう聞くと彼は、

「飯が食えないからイラついてんだよ」
と言った。

要はコロナのせいで飯が食えないことに腹を立て俺に態度で当たったということだ。なるほど、不快だ。

「なんでそのイライラを俺にぶつけられなあかんねん。普通に俺がイラつくわ。
仕方ないやろ、なんでイラつくんだよバカかよお前普通に。飯行けねぇくらいでイラつくなや。一生行けねぇ訳じゃねぇだろうが。」

子供じみた怒りだが、俺はイラついて当たられるのが嫌いなタチなんだ。
彼は一言こう言った......


──馬鹿です──


「お前のそういうとこまじきつい。仕方ないことにイラつく意味がわからん。」

これから彼は返信をしなくなった。彼の常套手段だ。全く....何をイラついているんだ....。

少々気性が荒くなったが、ご覧の通りだ。
今日の近況報告状XIIを終了する。これ以上書き綴っていくと愚痴しか出なくなってしまうからな。
読者をこれ以上不快にさせない為の最善の配慮だ。

皆様、またお会いしましょう。それでは。

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