ーー夢を見た
寂しげな雰囲気の中、かつて仲の良かった友達との思い出が映画のフィルムのように流れていく
話し、遊び、食べ、喧嘩し、笑い合う
俺はそれから目を背けた
背けたが音が消えた訳じゃない。耳を塞がなければ音や声は聞こえたままだ。
涙が溢れ、体が震える
恐れか、悲しみか、どちらかというと「恐れ」だったかもしれない....
今の自分と当時の自分を比べた時は震えが止まらない。
夢は残酷だ
見たくもない夢を見て、見たい夢を見させてくれない。いくら願っても夢は構わず現れる。
夢を見るなら寝ている間は無いだろうさ
寝ていては夢を見れない。
見たい夢を、見たい時に。