こんにちは。新木です。
それほどすぐには更新することはないだろうなと思っていたのですが、ようやっと『メビウスの冠』が800pvに到達し、キリもいいので感謝を述べようかと思った次第です。本当にありがとうございます。
ただまぁ、しかし。本当にキリがいいというなら1000pvかとは思います。分かってはいるんですが、どうもこのカクヨムに限らずネット小説らしからぬ内容なためにあまり読まれないんですよね。
抽象度が高いのかとも思いますし、明確な悪役がいるわけでも、主人公の成長があるわけでもなければ、ラブコメもなく……。一応、去年の暮れに完成したのち知人に読んでもらったんですが、そもそもジャンルとして何になるのかもよくわからないとも言われました。
著者本人の私としても未だ謎です。テーマとしては死生観に関わるところなので、純文学?と思いつつ、AIについても触れているのでSFもある……のか?となんとも言えません。異世界ファンタジーと言えば遠すぎるということもないですし。
こちらのお話は最初と最後だけを読んでもおそらくパッとつながることはないです。どのお話もそうでしょうが、結論には辿り着くまでの順序があります。結果と過程と言った方がいいかもしれません。
世の中、どうしたって結果が伴わなければ過程の話は慰みの材料にしかなりえません。
しかしだからと言って、過程をおろそかにしてはいけないと思うのです。
過程は欲しい結果を目指したものである以上、自分が何を欲していたのかを明確にしてくれる良い題材になりえると思うのです。
与太話が過ぎた気はしますが、ファスト映画なり、倍速視聴なり、特にエンタメにおいては過程や寄り道にこそ見えるものがあるわけですから、あまり気を急いてやるものでもないよなと思う今日この頃でした。
このようなしょうもないことを言ってしまってなんなんですが、『メビウスの冠』にご興味を持っていただけましたら手に取って読んでいただけると幸いであります。
それでは。(また長くなってしまった)