以前の近況ノート「往生際が悪かった話」で勝手に夢を諦めて、小説を書かなくなったけど再開しました。的なことを書きました。
なんで再び書き始めたか……理由はいくつかあります。
その中の一つに、ゲーテの「ファウスト」を本屋で偶然手にして読んでみた、というのがあります。
はっきり言って、全部は読んでません(笑)。
でもたまに、パラパラと捲っては美しい言葉だな、と思ってまた空想に耽ります。
その中にある、劇詩人の台詞が原動力の一つになりました。
「がんばれ!諦めるな!」という激励とは違いますが、込み上げてくるものがあって「往生際が悪かった話」に繋がります。
実は「White Robot」の第12話「昼行燈」の中で少しだけ登場するので、そちらもぜひ。
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引用:ゲーテ「ファウスト」より劇詩人の台詞
「それなら、僕自身がまだ成長途上だったあの頃を、僕に取り戻してくれ。
汲めども尽きぬ歌の泉が、絶えず湧き出していたあの頃を。
霧が世界を隠し、
花の蕾は奇跡の約束だったあの頃を、
谷間のあちこちにあふれる、
幾千もの草花を折り取ったあの頃を。
僕は無一文だったけど、
真理への衝動と、空想の楽しみだけで十分だった。」