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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 184 アイテムボックスに拘って… その184
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093081353276169現在、2024-07-23(火) 15:01です。
202-07-23(火)の21:00に第184話を予約投稿します。
新しいショルダーバックの素材の為に、ヒュージボアを狩りに行った帰り…行きにも絡んで来たタカリ集団たちに遭遇した。ったく…こちとら疲れてるってのに、いい加減にして欲しいわ…目前には、ニチャア…と口の中が臭そうな粘りを持つおっさんたち。既に道幅一杯に展開して通せんぼしてるんだけど…当然、僕らはアイテムボックスに獲物を収納してるので無手な訳で。
(面倒だから、肉だけぶん投げて逃げようか?)
(やだよ…今晩の|主菜《ごはん》なのに…)
(右に同じ。渡す必要無し!)
(うんまぁ…君たちの硬い決意はわかった。わかったから駄々洩れな殺意、控えようね?(苦笑))
見れば、殺意にビビって後退ってるおっさんもちらほら…足を見ると、ぷるぷると生まれたばかりの小鹿みたいに震えてるし(苦笑)
(隙を見て走るか?)
(じゃあ、右のおっさんたちは俺が蹴っ飛ばすヨ!)
(私は左を)
(正面のおっさんの股間を蹴っ飛ばすよ…カウント3で)
と相談していると、真ん中のおっさんが叫びながら駆けだした。
「舐めるなぁぁっ!」
「やっべっ!?」
「兄ちゃん!」
「兄様っ!?」
果たして…甲司はタカリ集団に急襲され、抵抗ができるのだろうかっ!?
ってことで、…今日はこの辺で!