↓ 各話一覧
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 151 アイテムボックスに拘って… その151
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093078321733202現在、2024-06-06(木) 16:03です。
202-06-06(木)の21:00に第151話を予約投稿します。
コンテナハウスに入り、作業の続きを…っと、その前に。
「あ…ドアを閉じて貰えますか?」
「ん? あぁ、わかった」
ガラピシャと引き戸を閉めて貰う。ついでに鍵も掛けて貰う。これで、外部からは空爆でも仕掛けられない限り(要は物理的に爆破しない限り)はこの建物を開けられない…爆破しちゃったら中身も木っ端微塵になってると思うけどね?(苦笑)
そして体験した人には感じる、特有の圧迫感が一瞬だけ感じられる…
「…アイテムボックス?」
無言で頷く…昨夜寝て貰った時は戸締りはしてなかったんだなとこの時点で判断できる。不用心だなと思ったけど、まぁそれはいいや。
「…で、何をするの?」
「えっと…これから見たことは、他言無用でお願いできますか?」
「…時と場合に依る」
「そうね…犯罪に関わることじゃなければ、かな?」
「それじゃまるで僕が犯罪者みたいないいかたですね…」
苦笑いしつつ、ルミさんと風華さんに向き直る。僕の顔を見た2人が、冗談ではなく…そして重要なことをこれから話すのだと気付き、真剣な面持ちとなる。魔導通信機でタナミナ兄妹に連絡してから…通信機のボタンを押す…ポチッとな。
がちゃんっ!
「「閉じ込められたっ!?」」
「あ、すいません。邪魔が入ると何ですので…用事が終わったら鍵を開けますから安心して下さい」
そして…僕はようやくアレを厳重保管できるなと安堵の息を…いや、まだ早いか。全ては事が終わってからだ…
ってことで、…今日はこの辺で!