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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 143 アイテムボックスに拘って… その143
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093077777784446現在、2024-05-27(月) 17:08です。
202-05-27(月)の21:00に第143話を予約投稿します。
個人用結界を展開して、既にカウントが3つ減った…展開した途端に1つ、独り言を呟きながら2つ…小首を傾げているけど、可愛くなんてないぞ! そして…
ひゅっ!…ギィン!…
一瞬で相手の腕が動くのだけはわかった。止まった手にはダガーが握られていて、今の一瞬で振り抜いたってのだけはわかった…わかるだけで防ぐ手立ては僕にはない。偶々、前もって正式なアダマンタイト(サンプル品)を加工して、手前に張っておいたお陰で助かったんだけど…それも、もう無い。かな~り少なかったからねぇ…
「ちっ…また何かしてやがる…か。準ミスリル製のクソ高いダガーだってのによぉ…」
そう毒づいた瞬間、手に持っていた準ミ素材らしいダガーの刃が、ぴしっ…という音の後に、斬り付けたと思える場所からずれ…落ちた。
からんからん…
流石、クソ硬いアダマンタイトから作られたアダマンタ糸だ…って駄洒落かいっ! その直後、
こここんっ
って音が…や、やべぇ…結界の残機が1に…絶対絶命じゃん!
ってことで、…今日はこの辺で!