• 異世界ファンタジー

宇宙の概念について

ファンタジーで宇宙の概念を出すことに違和感を持たれる方も多いようなので
個別のコメ返し前に纏めてここで作者の見解を述べさせていただきます。

結論から言いますと、宇宙という言葉は古代から存在しますので
使われても不思議ではないということです。


そもそも宇宙という概念は、古代ギリシアにから「コスモス」という言葉で存在します。
当然、現代の天文学的見地からの宇宙ではありません。

この地が中心にあり、天球が囲んでいる的な概念です。
ピタゴラス学派がそう呼んで、エウドクソス、カリポスが説を継承。
アリストテレスがさらにそれを発展させたものです。
中世ヨーロッパはスコラ哲学がアリストテレスの説を採用するに至っています。
宇宙という概念がなければ、地動説も存在しないわけですから。

宇宙をいう単語を使うにあたり、この程度は調べて使っていますので、考え無しに使ったわけではないので悪しからず。


作中においても一般的に使う言葉ではないですが、今回の異常事態だからこそ出てきたものです。
大将軍は、将軍という言葉があったので、それより上位的なわりといい加減な発想で捻り出されたと思ってください。



余談ですが、宇宙大将軍は古代中国で実際に使われたキラキラ称号です。
侯景(503 ~ 552)が自称した称号で、古代中国にも宇宙という概念は存在しました。



3件のコメント

  • 「時空時間須く何処までも広い世界」だから『宇宙』なんだろうけど…

    ………アル君の世界の概念『宇宙』は「なんかよく判らないけど凄く広い世界」 なんだと思う。

    使徒は「地動説が普通」の知識マウント取りたいからドヤ顔で『太陽が動いてるんじゃない大地が動いてるんだ』と、言うだけで周りはチヤホヤしてくれるからね。
  • 侯景、青い衣装が好きな人でしたっけ?
  • 雲より月が遠くて星は月で隠れて更にとおそうとか古代から空より遠く広いみたいな概念もっててもおかしくないですよね
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