• 異世界ファンタジー

チートの定義について

度々見られるご指摘に、結局知識チートだろう。
そんな話も見受けられます。

これに関しては最初に明言しておくべきだと反省していますが、しないのもあれなので今更ですが私のチートの定義を明記します。

意味的には単純に凄い力だったり、その世界ではあり得ないものを表すことが多いと思います。

私の認識としては、他の人が絶対にできないもらい物の力を「チート」と分類しています。
ゲームの違法改造に近い物だったりします。

誰かが努力して到達できるなら「チート」ではなく超能力の一種だと思っています。
それでも相当熟練して到達できる領域がツール一つで可能なら、自分の力ではないので「チート」の認識だと思っています。


攻略知識に関してはチートと呼ぶには微妙かなとも思います。
ただ知識については、なんでもチートに当たらないのかと言えばそうでもありません。
全く発見されていない、原子や分子、遺伝子のような知識を使い始めてそれを活用し始めたら「チート」だろうなと思います。
その世界の人達は原子や分子を知ることができないからです。

科学が発展して分析できるようになったらまた違ってきますが、この世界は現実世界と構造が同じであるとは作中で明言していません。
そもそも存在してすらいない可能性もあります。

これまでの意見はあくまで個人的見解です。
タイトル詐欺だと言われる方がいてもそれを一切否定するつもりもありません。
こちらの論拠を出した上で、判断は読者の方に委ねたいと思っています。

結局のところ、書いた物が読み手に伝わった結果がそれぞれの『正解』です。

多くの人がこれはタイトル詐欺だと思われたのなら、私の技量不足と言うことになりますので。

2件のコメント

  • 「見解の相違レベル」の矛盾に対して、読者の望むよう徒に作者に改稿を迫ることは狭量かつ卑しい行為だと思います

    夏目漱石の作品には造語や矛盾が散見されます
    「新陳代謝」「兎に角」「肩が凝る」「無意識」「ひどい」「沢山」などを含めた多くの造語や
    「こころ」の主人公が先生から「二通」の手紙をもらったと書いてあるのに作中で数えると「三通」であるなどの矛盾点は
    枚挙に暇がなく、研究者たちがそれらの矛盾点をまとめて文献にするほどです

    さて、「こころ」などが掲載されていたのは朝日新聞です
    その高級紙の編集者や校閲者が、辞書にはない造語や作品中の矛盾に気がつかなかったのでしょうか
    そうではなく、造語や矛盾を取り除くと漱石の生み出した作品として不完全なものになるから手を加えなかったのでしょう

    「『生前にたった二通の手紙しか貰っていない』の部分、書籍では『たった三通』に直しておきます」
    などという考えの浅い言動は、漱石の繊細な心情を害すだけでなく作品の価値を毀損することに他なりません

    「見解の相違」レベルの矛盾が生じただけで憤る読者は、ストレスを抱えて作者に持論を押し付けるのではなく
    自らが作者となり、自らの理想の作品を書くことに時間を費やしたほうがより建設的でしょう
  • 見解の相違で改稿を迫るのは、読者の権利であると思っています。
    読んだもので、どのような感想や感情をもつかは受け手次第で、作者がどうこうできませんから。

    ですが、それを受けない判断をすることは作者の権利であるとも思います。
    受けないことに、理由を提示するのは作者個々人の判断ですね。


    夏目漱石の作品で、細かい矛盾をつくのはあまりに野暮というものでしょう。

    勿論、それを指摘する権利は読者にはありますが…

    全体の完成度が高ければ野暮になり、低ければ品質の低さを指摘する材料になります。
    矛盾をなくすことに力を入れて、物語が小さくなれば、あまりにつまらないことです。
    そんな細かいことより、大きく楽しいものを書いてくれ…と私は思います。

    結局の所、その読者の指摘や改稿を迫る声が、その他大勢の理解を得られるか。
    野暮だったり、そんな細かなことまでといって理解を得られないかが全てでしょうね。

    もしその指摘が、作者に通らなくて憤るのも自由でありますが、
    指摘が通らないことが誤っている、と思うならそれは勘違いでしょう。

    そこで自分を意図を強制させようと行動するくらいなら、おっしゃる通り自分の理想の作品を作ったほうが建設的だと思います
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