こんにちは~!
『弾丸バニー』第7話は、雨の中のカーチェイス。
書いていてめちゃくちゃ楽しかった回です。
さて、このカーチェイスですが、実はあまり「撃ち合い」ではないんですよね。
映画なんかを観ているとわかるんですが、カーチェイスの面白さって、
「どう撃つか」ではなく、
「どうこの状況を抜けるか」
にあると思っています。
スピード、地形、他の車、そして一瞬の判断。
ドライビングで“場”を作って、その中でどう決着をつけるか。
今回でいうと、
フォックスが盤面を作り、
バニィが一撃で決める。
そんな役割分担を意識して書いています。
特に「距離、詰めろ」の一言で、
ただの逃走から“勝負”に切り替わる感じ。
あの瞬間、私の中でも一気にギアが上がりました。
そしてもう一つ、今回やりたかったのがバディの会話です。
バディものって、アクションそのものよりも、
二人の会話のやり取りが一番の味だと思っていて。
フォックス「普通の市民はな、こういう時は警察に駆け込むんだ」
バニィ「そんで、スピード違反で捕まる“作戦”かよ…」
ここ、ノリノリで書きました(笑)
フォックスは、冗談を言っているわけではなくて、あくまで“正論”を言っています。
ただ、その正しさがほんの少しズレている。
だから、クールなのにボケて見える。
そして、そのズレをバニィが拾うことで、会話が完成するんですよね。
フォックスは間違えない。
ただ、少しだけズレている。
だからバニィが必要になる。
逆に言えば、バニィのツッコミがあるからこそ、フォックスの正論も“軽口”になる。
この二人は、戦いながら会話しているのではなく、会話しながら戦っている。
カーチェイスって、スピードの物語でもありますが、同時に「信頼の物語」でもあるのかもしれません。
後部座席に子供がいることで、
このシーンは単なる逃走ではなく、“守るアクション”になっています。
そんな中でも軽口を叩けるのは、
お互いに「こいつなら大丈夫だ」と思っているから。
このあたり、少しでも楽しんでいただけていたら嬉しいです。
彼女は弾丸、彼は照準。
そしてその間で、会話が弾ける。
それでは、次回もお楽しみに!