夏空は透明だ────
先日、熊本県にて最大震度7の地震が観測されました。熊本城の石垣の崩壊や、イオンモールでの爆発事故など、痛ましい惨状が液晶を通して伝えられています。皆さんのお住まいの地域は無事でしたでしょうか。
東日本大震災、2016年の熊本地震、そして今回の地震と、私が現地で被災するのはこれで三度目となりますが、今回は大層な実害に遭うこともなく、少し安心しているところです。しかし、元より自然災害はいつどこで起きるかも知れないのが常ですから、皆さんも日頃から十二分にお気をつけください。
さて、本日引用した楽曲は、じんさんの「サマータイムレコード」です。一昔前に「カゲロウプロジェクト」なる一連の作品群が創作されていたそうで、この曲もその一部だそうですから、いつか機会があれば履修したいと思っていたり。閑話休題、疾走感と寂寞を詰め込んだような、夏らしい一曲です。
その一節に「秘密基地に集まって 笑い合った夏の日に」というものがあります。押し入れの中に、橋の下に、或いは木々の洞に、皆さんも秘密基地を見出した経験があるのではないでしょうか。誰にも知られない自分だけの空間というものには、不思議と子供心をくすぐる魅力があるようです。
しかし、一度歳を重ねてしまえば、そんな好奇の心も薄れてしまって、なかなかそんな機会も減ってしまいます。社会への帰属意識が平常になってしまって、パブリックな場へ身を置くことに慣れてしまうのです。それもまた大人になるということなのでしょうが、たまには少し身を引いてみて、自分だけの秘密基地を探してみるのもまた一興かも知れません。
旧暦では今日で立秋を迎えますが、まだまだ夏の暑さは真っ盛り。しかしその永遠のような夏も、いつかはやはり終わりを迎えます。巡り巡る四季の狭間で、今しか見られない景色というものを、全身全霊で満喫していきたいと思う今日この頃です。皆さんも、期間限定の時節を楽しみながら、充実した葉月をお過ごしください。