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不在のお知らせ

二月下旬から三月中旬にかけて、家を空けることが多くなりますので、それに伴い、カクヨム出没率も下がります。感想等をいただいても、返信が遅くなる可能性があるため、ご容赦ください。

なお、「全部読みます」企画は、現在八十七作品読了です。あとちょっと。

1件のコメント

  • 近況ノートにコメントを頂きましたので、こちらにその返信をばとご訪問させていただきました。カクヨム初心者故に、無作法でしたら申し訳ございません。

    明治から昭和初期にかけての文豪の思想の独自性は確かに魅力的ですね!
    戦争で生まれた時代の巨大な潮流の中で思想を洗練した世代と、その後に生まれた戦前・戦後の社会に対する強烈なコンプレックスを自らの内で膨らませた世代。
    どちらもその強烈な個性を遺憾なく作品上で発散していて、文体・作風には濃密なエゴイズムが感じられるように思います。故に、そのエゴイズムを貫き通した結果として生まれる自死・心中といった行為に及ぶ作家も多かったのではないか……、そんな具合であの時代の作家の作品を好んでおります。

    横溝正史はあまり読んだことがないのですが、乱歩は『人間椅子』が好きでした! あの筆舌に尽くしがたい薄気味悪さがたまりませんでした(笑)

    泉鏡花は全集16巻に収録されている『櫻心中』という短編作品が一押しです!
    「心中」とは言っても、この作品で取り扱われているそれは江戸時代の遊女が行っていた「心中立」と呼ばれる行為(検索注意)です。
    短いながらも印象深く、美しいイメージがいくつもの波紋のように響き合う素晴らしい小説であると思います。滅びる者の美しさを巧みに表現している作品でもございます。ご感心が向けば是非!

    それでは長文失礼致しました。
    作品も引き続き拝読させていただきます!
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