『学園戦記三国志』より
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890213389カンウ「兄さん」
チョーヒ「アニキ」
コウメイ「リュービさん」
一同「「「お誕生日おめでとう!」」」
チョーヒ「だぜ!」
リュービ「ありがとう。みんなにお祝いしてもらえて嬉しいよ」
チョーヒ「アニキ、誕生日4月24日だったんだな」
カンウ「4月24日といえば、三国志の劉備という方の命日も4月24日だそうですよ」
コウメイ「リュービさんと劉備、お二人は名前も似てますね」
リュービ「面白い偶然だね。
三国志については詳しくないから、ちょっとよくわからないけど」
チョーヒ「そうだぜ。
三国志は授業でもそんなに触れないから、オレたち普通の高校生はそんなに詳しく知らないんだぜ」
カンウ「そうですね。
私も春秋時代はわかるのですが、三国志はちょっと詳しくないです。
コウメイさんは?」
コウメイ「すみません。三国志だけはよくわからないのです。
特に先の展開なんてどうなるのかまったくわかりません」
リュービ「仕方ないね。授業でまったく習わないから」
チョーヒ「そういや、オレたち去年はアニキの誕生日祝ってないぜ?」
カンウ「仕方ありません。兄さんの誕生日は早いですからね。
お話としては第一章と第二章の間の出来事ですね。
あの時は桃園の誓いで兄妹になりましたが、まだ日が浅かったのと、生徒会のゴタゴタで祝う暇がありませんでしたから」
リュービ「カンウ、ちょっとメタ過ぎない?」
チョーヒ「今回は一年の時の分もアニキの誕生日祝うんだぜ!」
カンウ「私たちが二年生の時の4月24日は第五章の序盤になりますね。生徒会選挙が発表されたくらいの頃です」
リュービ「そのくらいになるね。
あれ……?
そうなると、時系列的には俺の誕生日は三顧の礼でコウメイが仲間になるより前になるんじゃない?
今この場にコウメイいるけど、これはいつの時系列になるんだ?」
コウメイ「えーと、いつなのでしょう?」